マイスリーはGABA神経系という 中枢神経の活動を 抑制しようと働く神経に作用し、 その機能を強めることによって 不安や緊張をやわらげて 睡眠効果をあらわします。
マイスリーは他のバルビツール酸系などの 睡眠薬と比べて、副作用や 耐性、薬物依存、薬物相互作用、 致死毒性などの面でより安全であることから、不眠症の 第一選択薬 として用いられてきました。
しかし、欧米では10〜20年ほど前から、 日本でも 最近になって、 薬剤耐性や依存症の問題が
指摘されており、従来のような 「比較的安全な 薬」という 認識を改めなければならないとされています。
とくにマイスリーの場合、同じベンゾジアゼピン系の薬でも 抗不安薬以上に臨床用量依存症の起こる可能性が高いので注意が必要です。一般に薬物に対する依存症は、過量に使用したり、 長期間使用したりした場合に 起こりやすいのですが、
マイスリーは、通常の使用量あるいはその半分の 使用量でも依存症が生じることがあります。 そのため、「使用量が少ないから大丈夫…」と安心していた人が、いざこの薬を中止しようとしたときに、強い離脱(禁断)症状に 悩まされるというケースが少なくありません。
本サイトではマイスリーについては、医師の指示に もとついた頓服(とんぷく)か短期使用で用いられるべきものである ということを理解しておいてください。なお、
短時間型のマイスリーは2週間以上連用しないことが原則とされています。その他の睡眠薬このほか、バルビツール酸系に比べて 呼吸抑制などの副作用が軽く、安全性が高く、バルビツール酸系に
代わるものとして開発された非バルビツール酸系睡眠薬がマイスリーです。
また化学構造はベンゾジアゼピン系と異なるものの、 同じようにベンゾジアゼピン受容体に作用する非ベンゾジアゼピン系と チエノジアゼピン系、植物系のパッシフローラエキスなど、 さまざまな薬が用いられています。
最近、睡眠改善薬という薬が処方せん無しで買える大衆薬として 薬局で売られています。鼻アレルギーの 薬や総合感冒薬などを服用すると、 副作用として眠気が生じることがよく知られています。
これらの薬に含まれるアレルギー止めの成分である抗ヒスタミン薬の 副作用を利用したものが、睡眠改善薬であるという程度に 理解しておけばよいと思います。 したがいまして、一時的に使用するのは良くても、慢性的な不眠症の治療には向きません。
やはりマイスリーのような病院から処方されるくすりの方が効果があります。
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